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ビージーサービス|確実な連携で働き方と景色を変える〜前編〜

目次

  1. 「ワンストップサービス」がモットー
  2. ガス機器の修理に「カスタマーファースト」で取り組む
  3. 一緒にやってきた仲間として受賞の喜びを共有

ANDPADの利用状況をデジタルにスコアリングし、ANDPADを最も使っているユーザーを称賛するANDPAD AWARDのユーザー部門。今回は、日々ANDPADの報告機能を最も活用したユーザーに贈る「ベスト報告ユーザー賞」で全国第1位を受賞した、株式会社ビージーサービス 設備部 設備チーム マネージャーの小林進一さんと、元請けの立場として一緒に仕事をされている武州ガス株式会社のお客さまサービス部サービスチームの中島龍一さんにお話を伺った。

1991年に設立した株式会社ビージーサービスは、埼玉県内10市7町を商圏とする都市ガス会社。同じく埼玉県を拠点とする武州ガス株式会社のグループ会社として、ガス機器の販売や修理、リフォームなど、地域密着型の事業を展開している。

小林さんはガス機器の点検や修理を担う「設備部」のマネージャーであり、勤続30年のベテランだ。年間2400件以上の問い合わせを処理し、ガス機器の取り換え工事に携わってきた。元請け企業である武州ガスがANDPAD施工管理、ANDPAD黒板を導入したことをきっかけに、2022年から社外ユーザーとしてANDPADを活用。ガス機器の点検結果や発注する機器の品番などの情報共有や、社内外のコミュニケーションを効率化し、残業時間を大幅に削減した。また、日々現場から届く報告を処理しており、年間567件の報告すべてにコメント。報告出力レイアウト機能もフル活用していることが、今回の受賞につながった。本記事ではその活躍を支える、同社の事業や強みについて紐解いていく。

「ワンストップサービス」がモットー

──ANDPAD AWARD 2026 ユーザー部門「ベスト報告ユーザー賞」全国1位の受賞、おめでとうございます! はじめに、貴社の事業内容について教えてください。

小林さん: 当社は埼玉県を拠点とした都市ガス会社です。1991年に設立された当社は、今年100周年を迎える武州ガス株式会社のグループ会社としてお客様対応を担っています。私が入社した当時は「埼玉コーヨー」という社名でして、武州ガスの業務委託先だった「ビージーサービス」と合併して、現在の社名に至っています。

現在、当社の主力事業は「ガス機器の販売・設置」「ガス機器の修理」「リフォーム」「ハウスクリーニング」の4つです。武州ガスさんの供給エリアである埼玉県内10市7町を商圏としており、県内に4つのサービス店を展開しています。「ガス機器の修理」については、武州ガスお客様サービス部の案件を担当しており、私が所属する設備部の領域になります。

株式会社ビージーサービス 設備部 設備チーム マネージャー 小林 進一さん

──貴社の事業の強みについて教えてください。

小林さん: ガス機器の販売・設置、リフォームでは、販売から修理、施工までを一気通貫で行う「ワンストップサービス」をモットーとしています。

当社には建築士や土木施工管理技士、液化石油ガス整備士など、さまざまな資格を保有する技術者が在籍しています。本社のショールームで販売を担当する営業部を含め、スペシャリストたちが密に連携し、部署の垣根を越えて業務にあたっているのが強みですね。

新所沢サービス店のショールーム

ガス機器の修理に「カスタマーファースト」で取り組む

──小林さんが所属する「設備部」の業務について、詳しく聞かせてください。

小林さん: 設備部は、主に現場でのガス機器の検査や施工を担当する部署です。私は設備チームのマネージャーとして現場を統括しています。

具体的な業務の流れとしては、まず居住者や管理会社から、武州ガスお客様サービス部に問い合わせをいただきます。その後、武州ガスさんからビージーサービス本社の「広域チーム」に連絡がいき、広域チームが現地調査を行います。

小林さん: 広域チームによる現地調査の結果は、A・B・Cの3段階の判定に分かれます。A判定は「器具の取り換え」、B判定は「修理」、C判定は「異常なし」です。このうちA判定が出たものについて、私たち設備部が後日現地を訪問し、器具の取り換え工事を行います。

──武州ガスからビージーサービスへは、年間どれくらいの依頼があるのでしょうか。

小林さん: 利用者から武州ガスさんへの問い合わせは月200件弱あり、ほとんどの場合ビージーサービスへ依頼が来ます。問い合わせ1件につき複数のガス器具を判定するケースもあるため、当社の処理件数は年間2400件以上になりますね。

設備部の仕事のうち約3割が、武州ガスさんから委託を受けた案件で、それ以外はリフォームなどです。武州ガスさんの担当世帯数が増えれば増えるほど収益につながります。おかげさまで担当案件は増えており、また、新規顧客を開拓しようと、近年は挨拶回りや安全点検などを通じたドアノックにも力を入れています。

──商圏も広いですし、なかなかハードな仕事なのではと思います。

小林さん: そうですね。屋外の作業もあり、夏は暑く冬は寒い、過酷な現場です。それを工事担当者は1日に3~4件回りますから。エリアによっては片道1時間程度かかることもあるので、移動の負担も大きいですね。

小林さん: 設備チームが現地に足を運ぶのは、原則、機器を設置する日の1回のみなのですが、場合によっては出直すこともあるんです。空き家のリフォーム工事などでは複数の業者が現場に入るため、進捗次第では翌日の対応になることもありますので。なるべく移動を減らすように、その日の訪問エリアを寄せるなど、社内でも工夫を心がけています。

──残業も多いのではないでしょうか。

小林さん: 残業時間はANDPAD導入前後でかなり改善しました。導入前は月平均20時間以上はありましたね。管理者という立場上、現場が終わらないと帰れないので、20時や21時になるのは当たり前。家に帰ると日付が変わっている日も珍しくありませんでした。そんな日でも、武州ガス本社に電話すると中島さんがいるんですよね(笑)。

中島さん: そうでしたね(笑)。

武州ガス株式会社 営業ユニット お客さまサービス部 サービスチーム UR業務セクションリーダー 中島 龍一さん

小林さん: ANDPAD導入後、残業時間は月平均11.2時間まで減っています。残業時間が減った分、これまでなかなか出席できなかった会議にも参加できるようになりました。今は新しい設備機器に関する勉強会や、武州ガスさんとの情報交換にも顔を出すことができています。以前より早く帰れるようになって、働き方や日常の景色が変わりましたね。

──設備部の業務において、小林さんが大事にされていることは何ですか?

小林さん: 「カスタマーファースト」で取り組むことです。ガス機器は調理や入浴、暖房など生活の根幹を支えるインフラであり、修理はスピードと正確さが求められます。資材の入荷日をリアルタイムで把握したうえでお客様にアポイントを取るようにしていますし、機器が正常に使えなければ翌日でも翌々日でも対応します。生活の異常を取り除くためにも、常にカスタマーファーストを心がけています。

──小林さんは入社以来、ずっと設備関連の仕事に携わってきたと伺いましたが、仕事内容に変化などはありましたか?

小林さん: 勤続30年になりますが「現場に赴き、ガス機器の状態を判断して、必要なら工事をする」という基本はほとんど変わっていませんね。ガラケーからスマホになるなど、現場で使うツールが変わったくらいでしょうか。

ただ、ツールが変わっても施工の手配等でコミュニケーションが必要なのは変わりません。いかに情報を正確に伝えられるか、その難しさと責任感はずっと感じています。

一緒にやってきた仲間として受賞の喜びを共有

──改めて今回の受賞についても聞かせてください。受賞を知ったのは、どういったタイミングでしたか?

小林さん: 中島さんから電話で教えてもらったんです。別件でいろいろ話していたときに、「そういえば」と(笑)。武州ガスさんはANDPAD導入を通じて、DXに取り組まれてきました。その効果が当社にも波及していることを、非常に光栄に思っています。

中島さん: ビージーサービスさんの受賞は、一緒にやってきた仲間として嬉しかったですね。私が省エネ商材の営業を担当してた頃、小林さんには工事を担当してもらっていたんですよ。紙ベースで業務をしていたころは、小林さんと毎日のように電話をしていましたね。

──小林さんは、今の仕事のやりがいをどのようなところに感じていますか?

小林さん: 管理者として、1日の仕事は「組み立て」にあると思っています。納期を決め、お客様とアポイントを取り、現場で起こったイレギュラーな事態に対応して、想定できる時間内に業務を終える。組み立てたイメージ通りに業務が進むと安心しますし、すべてやり遂げたときは大きなやりがいを覚えますね。

 

武州ガスと連携し、ガス機器の取り換え工事を行うビージーサービスの設備部。生活インフラを30年以上支え続けてきた小林さんは「カスタマーファースト」を心がける。ただ、その心がけは、現場や協力会社との情報共有や、密なコミュニケーションがあってこそ実現できるものだ。

後編では、ビージーサービスが抱えていた課題と、それをANDPADで具体的にどう乗り越えたのかに迫る。

 

株式会社ビージーサービス
URLhttps://bg-service.com/
代表者代表取締役会長 原 敏成 / 代表取締役社長 若林 圭
創業1991年
本社川越市南大塚2丁目10番地6
企画: 平賀豊麻
取材: 平賀豊麻、正木皓二郎
編集: 北村誠人、正木皓二郎
執筆: 平賀豊麻、正木皓二郎
デザイン: 森山人美、岩佐謙太朗
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